おっきーのラジドラ学園
2012年05月08日放送
「はなせなくて はなせなくて」
佐賀県立牛津高校放送部
内容紹介
ケータイを片時も手放さずメールを打ち続ける真央は、友人との会話も少なくなり、次第に学校で孤立していた。そんなある日、学校ではケータイ依存を調べるアンケートが実施され、真央は病院での検査を勧められる。検査の結果は、重度のケータイ依存症。ケータイは、真央の心身を蝕んでいく。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評身近で身につまされる怖い作品でした。主人公の真央は病院で重度の依存症と診断されるのですが、彼女はケータイを切り離して生活することができなくなっており、依存症は取り返しのつかないところまで進んでいきます。そして、ラストで(看護師が真央に)「今日も親指だけしか生きてないのね」というセリフに、私たちは真央の行きついた先を想像し、ゾクリとさせられました。私たちの社会はIT化で、大変便利になっています。しかしそれによって失ったものも多いのではないかと、この作品を通して考えさせられました。ただ、こういった構成はいわば定番(機械が人間に取って代わるお話)なので、簡単に先が読めてしまうのが残念です。さらに意表をつくような展開や結末があるともっとよかったかもしれませんね。
- 「佐賀県立牛津高校放送部」の検索結果
- 「はなせなくて はなせなくて」 佐賀県立牛津高校放送部
佐賀県立牛津高校放送部 の検索結果(1 件)
2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
あなたもシナリオを書いてみませんか?
福岡市内で開講中のシナリオ教室。入門コースと上級コースがあります。
講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
放送シナリオ作家講座 受講生募集中 < 詳細はクリックで!