「リスニング・リーヴィング」 国立米子工業高等専門学校

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おっきーのラジドラ学園

2013年03月26日放送

「リスニング・リーヴィング」
国立米子工業高等専門学校

H24#59NHK杯全国大会ラジオドラマ部門準優勝

内容紹介
口うるさい父が嫌いな綾。特にトロンボーン奏者の父が練習時に出す騒音にはウンザリだ。そんな父から離れたく米国留学を夢見る綾。その矢先、父が単身赴任へ。綾は喜び留学は不要と英語学習も辞める。が、静かな家はなぜか寂しい。ふと自分が昔使っていたトロンボーンのある父の部屋へ。そこで父が綾の留学費用を貯めていたと知る。反省した綾は本気で留学を決意。帰宅した父を素直に迎え、二人でトロンボーンを楽しむのだった。

日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト舞台は学校と家。登場人物は高校生と家族と友人。あくまで日常の話ですが、なぜかエンターテインメント性を感じる秀作です。その理由の一つは、小道具であるリスニング教材の使い方が冴えているからでしょう。冒頭、教材は単純に主人公・綾の勉強道具として登場します。それが、留学は父から離れる口実だと綾が独白した直後。「彼らの関係はいわゆる犬猿の仲だ」という親子関係を象徴した英文が流れます。さらに父の単身赴任後、喜ぶ綾が耳にしたのは「寂しさを感じている」や「静かな環境に満足している」という英文。これらは素直になれない綾への問いかけとなり、綾が父の部屋に向かうきっかけにもなります。そして「親の心子知らず」があり、最後は「親子の愛は途切れない」で、めでたしめでたし。まるで教材は綾を陰から見守る神様のようです。このような一貫して主人公の心理を象徴するアイテムの存在が、ありふれた日常を一つの作品に昇華させているのです。

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2018年04月01日

「おっきーのラジドラ学園」放送終了

番組は平成30年3月をもって終了となりました。

「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。

日本放送作家協会九州支部 香月隆
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。

放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。

ではみなさん、ごきげんよう!

高校放送部制作のラジオ番組

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