おっきーのラジドラ学園
2013年06月11日放送
「スネークマインド」
国立米子工業高等専門学校
H23#58NHK杯全国大会ラジオドラマ部門制作奨励賞
内容紹介
守は家で蛇つかいの修行中の身。しかし実は蛇が嫌いな男の子だった。蛇つかいをやめたい守は相棒の蛇<三郎>をクラスメイトにゆずってしまう。しかしその夜、蛇の三郎は主人公の守に会いたくて脱走する。三郎を見つけた守は蛇の気持ちを知り、再び三郎と修行をしようと決意する。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評ヘビの三郎のキャラクターが面白かったですね。しかもいろんな設定がからみあって、ドラマがテンポよく進んでいくので、最後まで楽しく聞けました。登場人物(中にはヘビも交じっていますが)のことですが、三郎、守、お父さん、友達と男性が4人も出てきますが、混乱せずに聞き分けることができました。声の質が違っているだけでなく、人物の書きわけがしっかりしているので混乱がなかったのでしょう。蛇つかいを舞台にしたという際立った発想が素晴らしかったと思います。こういう素材ではドラマがどんどん面白い方向へ進んでくれます。アイデアがよければ、作り手が苦労しなくても、ドラマ自体がどんどん自分で走りだしてくれるのです。長い時間かけて苦労して作ったドラマより、短い時間で楽しく作ってしまったドラマのほうが面白い場合があります。それはアイデアがいい場合です。ですから、ドラマをつくるときはまず、アイデアをねってください。
それから、ラジオドラマには動物を登場させると、面白くなりやすいということも覚えておいてください。犬や猫や馬や豚や、そういう動物もラジオドラマならどんどん登場させられます。今回はヘビという秀逸な素材でした。けっさくな動物が登場するラジオドラマを考えてください。ただし、登場動物は目立つように、1匹とか2匹とか、数を少なく出すこと・・・これがコツです。
- 「国立米子工業高等専門学校」の検索結果
- 「雪が降っていまスノー」 鳥取国立米子工業高等専門学校
- 「養蜂家族崩壊症候群」 国立米子工業高等専門学校
- 「ふれんずのキセキ(ドキュメント)」 国立米子工業高等専門学校
- 「スネークマインド」 国立米子工業高等専門学校
- 「リスニング・リーヴィング」 国立米子工業高等専門学校
- 「明朗性健気症」 国立米子工業高等専門学校
国立米子工業高等専門学校 の検索結果(6 件)
2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
あなたもシナリオを書いてみませんか?
福岡市内で開講中のシナリオ教室。入門コースと上級コースがあります。
講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
放送シナリオ作家講座 受講生募集中 < 詳細はクリックで!