おっきーのラジドラ学園
2014年06月10日放送
「風船爆弾が作られていた!(ドキュメンタリー)」
愛知県椙山女学園高等学校
内容紹介
【制作意図】風船爆弾は太平洋戦争末期に日本各地で作られた秘密兵器。その風船爆弾が私たちの学校でも作られていた。しかし、秘密兵器だったため、学校にも名古屋市にも記録が残されていなかった。私たちは2年前から調査を行い、今回初めて作っていたという証言者に会うことができた。純粋な気持ちで風船爆弾作りにあたった少女たちの思いとともに、風船爆弾作りの記録を残し、伝えていきたいと思い、番組を制作した。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
この放送を聞いて、はじめて「日本で紙製の風船爆弾を作っていたんだ」ということを知った方は多いでしょう。年配の方でしたらよく知っていることです。この番組の優れた点は、安直な平和メッセージ番組になっていない点です。戦争は悪だ、戦争につっぱしった昔の日本は間違っていた! と簡単に結論を出したりしていないことです。風船爆弾製造に携わった人たちの思い出話を、すなおに伝えているところが素晴らしいと思いました。ところで、杉山女学園は昔、ベルリンオリンピックで優勝した「前畑秀子選手」の出身校なのですね。椙山のプールは前畑のために作られたといわれています。そのプールの上で、風船爆弾が作られた。「プールは歴史を知っている」ということでしょうか。椙山のプールていうテーマで、また素敵な番組が作れそうですね。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆
13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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