おっきーのラジドラ学園
2014年06月24日放送
「愛PS」
日本大学豊山女子高等学校
H25#60NHK杯全国大会制作奨励賞
内容紹介
五歳の時、お湯をかぶり顔半分にやけどを負った主人公、笑花。顔のせいで気味悪がられ、友達は唯一、幼馴染の桜である。彼女は小さいころ父親を亡くしてから母と二人暮らしである。学校から帰っても母親は仕事のため帰宅が遅い。テーブルにはいつも母からの置手紙と夕飯がある。手紙には必ずP.S.がついている。ある日笑花はニュースを通してiPS細胞の再生医療について知る。自分の顔が治るかもしれないという期待を持つがその治療費の高さも知る。その晩、笑花は母から仕事が多忙で帰宅が遅くなる理由を明かされ、それがすべて娘の治療費のためだと知る。それは紛れもなく母の優しさと愛だった。その翌日、笑花は桜の努力が実って新しい友達ができる。勇気を取り戻した笑花は好物のオムライスを初めて母親に作ってやり、それにそっと置手紙を添えた。その手紙には母への感謝の気持ちが述べられていた。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
ほのぼのとした温かいドラマでした。「iPS細胞」を取り上げ、新しい医学知識を盛り込んで、ドラマを新鮮なものに仕上げています。とはいっても、ドラマの設定と構成は、従来のパターンで想定内の展開の作品だったといえましょう。でもそれでいいのです。こころ温まる作品というのはやはり、安定したドラマの構成の中にある場合が多いのです。
ところでこのドラマの登場人物は7人でした。普通なら多すぎるキャスティングなのですが、ドラマではとてもよく整理されて、多すぎるキャスティングとは思いません。無理のない配役だったのですね。ドラマの作り方も妙な気負いがなく自然体でした。すなおであることは、ドラマ作りの上でも大事なことです。"
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆
13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
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