おっきーのラジドラ学園
2015年06月09日放送
「メダルのキセキ(ドキュメント)」
福岡県立嘉穂高等学校
H26#61NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門入選
内容紹介
制作意図をご紹介します。嘉穂高校の卒業式では、毎年、メダルが授与されます。今ではあたり前のようになってますが、実は廃止されていた時期があったということを知りました。このことについて調べて行く中で、卒業生の思いがあって復活していたということがわかりました。今の生徒達にとって一つの目標となっているメダル。このメダルには、多くの思いが込められているということを知ってもらいたいと思い、この番組を制作しました。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
嘉穂高校では、差別につながるということことで、メダル授与が一時、廃止されていました。でもある校長先生の発案で、再びメダル授与が行われるようになりました。校長先生を突き動かしたものはなんだったかという問いから、このドキュメンタリー制作は始まりました。ある日校長先生に一本の電話が入ります。フィリッピンのレイテ島というところで、ある軍人の遺品として昔の嘉穂高校のメダルが派遣されたというニュースでした。激しい戦争が繰り広げられる戦地に、嘉穂高校の卒業生である一人の軍人が、思い出として学校のメダルを持っていってたということがわかったわけです。それに感動したかつての嘉穂高校の校長先生がメダルを復活したというドキュメンタリーでした。この作品は戦争という限界状況の世界。そして追い詰められた人間に元気を与えてくれるメダルや写真などの記念物という存在について、改めて考えさせてくれるドキュメンタリーでした。今年は終戦70年の節目の年。タイミングとしても忘れ難い作品でした。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆
13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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