おっきーのラジドラ学園
2015年07月21日放送
「雪が降っていまスノー」
鳥取国立米子工業高等専門学校
H26#61NHK杯全国大会ラジオドラマ部門入選
内容紹介
2010年大晦日、山陰地方は記録的な大雪に見舞われ、広範囲に渡って停電が起こり、交通網も麻蝉してしまった。オール電化していたエリの家は、料理をすることも水を使うことも出来ず、新年になってお雑煮を食べることも出来ない大ピンチ。加えて、トラック運転手の父はスリップ事故で道をふさがれ帰宅できず、看護師の母は停電した病院の手伝いに行かなくてはいけないため、家には、エリと弟、お婆ちゃんの3人だけが残されてしまう。昔の大雪を懐かしむお婆ちゃんの口からは、昔、停電した中、火鉢を囲んでやった「新年会」の話が出てくる。エリは、自分たちも新年会をやろうといつもケンカばかりしていた弟と協力して食料の確保と電気の無い中、調理する方法を探し出す。エリは、帰ってきた両親とともに開いた新年会で家族の温かさを感じる。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評なんとまあ、ハートウオーミングなドラマでしょう。停電してかえって家族の絆が見直されるというドラマでした。電力会社の人には少々申し訳ありませんが、このドラマの暖かさに免じて許してもらいましょう。
ドラマではいろんな効果音やBG音楽が使われていました。でもドラマの中によく溶け込んでいて、あれ? 効果音があった? BG音楽があった? と思う方もいらっしゃるかも。実はこのドラマはセリフと音楽と効果音がとてもうまくマッチしていたので、一体化して音楽や効果音の存在が気にならなかったのです。音楽や効果音を空気のように気にならない存在にしてみせる〜これは結構高度なドラマ制作の技術なのです。国立米子工業高等学校放送部の皆さんはみごとそれをやってのけました。華麗な製作技術ではなく、地道な本格的な技術に高い評価を差し上げたいと思います。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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