おっきーのラジドラ学園
2016年02月23日放送
「幸福の味」
千葉市立稲毛高等学校
H27#62NHK杯全国大会ラジオドドラマ部門入選
内容紹介
飼っている豚を食べる日がやってきた。主人公である少女は最後のお別れをするべく、豚小屋へ向かう。少女に優しく声をかけたものがあった。それは食べられるブタ吉だった。少女は家族を食べることなどできないと伝えた。ブタ吉はそれに対して、自らの「食」と「幸せ」に関する考えを語る。ブタ吉を乗せた車が音を立てて去っていった。戻ってきたとき、プタ吉は豚の生姜焼きになっていた。少女はブタ吉を食べた…。食後の彼女を待っていたのは、解体された肉のブタ吉との対面。肉塊となってさえ語りかけてくるブタ吉を前に、少女は叫びをあげるのだった。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評なかなかいいシナリオでした。主人公の少女と、食べられるブタ吉との話のやりとりがとてもこまやかに描かれています。それがドラマのリアリティを高めているのです。このドラマを聴いて思わず、昔、公開された「ブタのいた教室」という映画を思い出しました。23人の小学生がクラスの共同勉強で、ブタを子供時代から育てて、大きくなってクラスで食べるというお話です。今日のドラマとまったく同じテーマでしたが、ちょっとストーリーの設定が違っていました。これも面白い映画でしたから、DVDなどで見る機会があったら、見てください。今日のドラマ、ちょっと意見を言わさせていただくとすれば、BG音楽が少々多すぎました。ドラマ自体、充実した内容でしたから音楽はもっと少なくしてよかったかも。音楽は料理にそえる香辛料みたいなもので、多すぎると、もともとの味を壊してしまうものですから、注意してください。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
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