おっきーのラジドラ学園
2016年08月23日放送
「女子力のすゝめ」
福岡県立鞍手高等学校
H27#62NHK杯福岡県大会ラジオドラマ部門出場
内容紹介
高校一年生の夏菜は親友の雪乃の勧めで「乙女ティカルアプリ」を始める。それは女子力の高い行動をすると「女子カポイント」を自動でカウントしてくれるというものだった。夏菜は自分が思いを寄せる男子、春樹に振り向いてもらうため、ポイント稼ぎに奮闘する。3か月後、ポイントを貯めた夏菜は春樹に告白することを決意する。しかし春樹から自分に釣り合う訳がないと言って振られてしまう。落ち込む夏菜に担任の早乙女先生がポイント稼ぎに奮闘していた夏菜の姿
に疑問を投げかける。そして夏菜は自分がポイントとしての女子力に囚われていたことに気づくのだが……。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評この番組のねらいには、こう書いてありました。
「若者の間では<女子力>という言葉がステータスの一部として扱われています。このドラマは、そういった世間の価値観から作られた枠組みが、自分自身の視野を狭めてしまう要因になっているのではないかと、考えたところから始まりました。・・・すばらしい出発点だと思います。ほんとうに同感できます。
しかも、ドラマが面白かったですよね。ねらいだけよくて、番組が面白くなかったら、こんなナンセンスなことはありません。その点、今日の作品はねらいもできも、両方ともよかったと思います。
ドラマに登場するオトコ・オンナの早乙女先生。このキャラが楽しかったです。このキャラはキーパーソンでした。早乙女先生がいなかったらこのドラマは単なるお説教ドラマになっていたでしょうね。
でもドラマのラストが、ちょっと外しオチになっていたのが、残念でした。男からは軽蔑され、女からは気持ち悪がられる早乙女先生が、じつは素晴らしい人間研究家で、人間学会からは高い評価を受けているヒューマニストだったなんてラストだったら、作品はもっと光ったかもしれませんね。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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