「Lucky？“UN”lucky」福岡県立春日高等学校

日本放送作家協会九州支部

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おっきーのラジドラ学園

2016年11月01日放送

「Lucky？“UN”lucky」
福岡県立春日高等学校

Ｈ27＃37九州高校放送コンテスト福岡県大会ラジオ番組部門出場

内容紹介
当たり前のようにくじ引きで一等を引く幸運な鈴木。反対に100回連続スカを引く不幸な田中。田中は同じクラスの鈴木を妬み、生徒会に運が平等になるような校則を作ることを要請。校則の結果、田中は大金を手に入れ、「不幸委員会」の委員長となり、逆に鈴木は生徒会に全財産をとられてしまう。その後、友人の助言により、鈴木は田中に全財産をとられたこと、序盤に暴言を吐かれたことを不幸だと訴え、全財産を取り返すことに成功する。しかし田中はこの校則を廃止し、また新しい校則を作る。田中の作った校則により、学校内で、運の関係するテストの記号問題や席替えのくじ引きが禁止された。はじめは生徒にも好評だったが、2週間後、鈴木は生徒から活気がなくなっていることに気づく。鈴木は田中に話をしに行くが、田中はまた自分が不幸の生活を送らなければならならないことを恐れ、校則をとりやめたくないと言う。しかし鈴木は、このままだと生徒が不幸になってしまうと提唱し、田中を納得させ校則は廃止され、「不幸委員会」も解散となった。その後2人はアイスを購入し食べる。初めて当たりが出た田中は大喜び。しかしその他の隣で鈴木はなんと、空クジだった・・・

日本放送作家協会九州支部香月隆先生の講評
日本放送作家協会九州支部香月隆イラストあらすじがごちゃごちゃしていたので、ちょっと心配しましたが、ドラマを聴いてみると、とてもわかりやすかったです。ドラマとして完成度が高かったのですね。しっかり笑わせてもらいました。素晴らしいパロディです。幸運と不幸とが見事に捉えられていて、それをドラマの上で自由に操っています。随所に、風刺のスパイスが効いていて、人間の人生の縮図を見るようでした。このドラマを成功させたのは、やはり台本の素晴らしさです。シナリオがいいと、出演者の演技も調子が出てきます。今回のドラマの二重丸の原点は、シナリオの完成度の高さだったと思います。