おっきーのラジドラ学園
2016年12月06日放送
「ゲス男にはなりたくない」
兵庫県立東播磨高等学校
H28#63NHK杯全国大会ラジオドラマ部門優秀
内容紹介
主人公の宮下浩介は朝なかなか起きられず、たびたび遅刻を繰り返してしまう。じつは、彼の学校では校則違反を繰り返した生徒は、校内で謝罪の記者会見を開かなければならないという規則があるのだ。しかし彼は記者会見で、反省していないことがばれ、会見を途中で逃げ出してしまう。放課後、彼は友人と、新しく駅前にできた「現代謝罪」という科目を教える塾にやってくる。そこでは塾講師が謝罪の仕方について指導していた。しかしその講師は、口先ばかりのゲス男先生だった。それに気付いた宮下は、翌日の会見でしっかり自分の非を認め反省の意を表明した。口先だけ反省するゲス男にはなりたくないという宮下の新しい決意だった。が、本当はその宮下も、数学の課題を忘れていた。どうやら宮下は、またふりだしに戻ったようである・・・。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評テンポのある楽しいドラマでした。笑えるし、聴いていて楽しくなるし、これこそ、まさにドラマだと思いました。主人公の学校は、遅刻したら反省文を書かなければならなかったのですが、反省文なんて「今ふう」でないというわけで、かわりに校内で記者会見を開き、そこで反省表明をするという新しいきまりができたのですが、反省記者会見という発想が笑えました。さらに駅前に塾があって、そこで「現代謝罪」という科目があって、記者会見でのあやまりかたを教えてくれるという着想も面白かったです。ドラマを書くときはオリジナルの着想が大切です。今日のドラマではその着想力を評価したいと思います。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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