おっきーのラジドラ学園
2017年05月16日放送
「希望の空」
福岡県立田川高等学校
#38九州高校放送コンテスト九州大会優良賞
内容紹介
290516「」
<企画意図>
本校教諭の坂本先生の甥っ子である松村咲空(さく)くんが、熊本地震のさなか、周りの人に支えられながら、無事に生まれ、元気に育っているということを知り、困難な状況の中でも、懸命に生きようとする咲空くんの強さを感じました。取材を通して、咲空くんや、熊本地震のことを知っていくうちに、私たちが、毎日 ふつうに過ごしているのは、とても幸せなことだと気づきました。その当たり 前の大切さを伝えたいと思い、この番組を制作しました。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評とてもいい作品でした。「希望の空」というタイトルも、気負ったものでなく、
しかも優しさがあふれるもので、よかったと思います。取材マイクを向けたのも、学校の坂本先生、そしてそのお姉さんの松村さんの二人だけでした。こういう狭い取材でも、きょうの作品のように、素晴らしいドキュメントが作れるのです。では、この作品のどこがよかったのでしょうか。
まず取材のしかた、作品の作り方が素直だったことです。取材範囲が狭いので、作り方で、見栄えをよくするとか、技巧を凝すとか、余計な工夫をしがちになるものですが、そういう細工をしていなかったところが、かえってよかったと思います。つぎに、お話をしてくださった、咲空(さく)くんのお母さん、松村さんのお話が素晴らしかったと思います。滑舌がきれいで、状況説明がお上手で、環境が見えてくるような、お話でした。きょうの番組が成功した、第一のポイントは、松村さんにインタビュー出来たこと。そして彼女からすなおにコメントを引き出せたことにあると思います。控えめな音楽の使い方もよかったとおもいます。一回聴いたら、飽きるという 作品ではなく、何回聴いても味がおちない、しみじみした作品でした。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
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