おっきーのラジドラ学園
2017年10月10日放送
「知らない世界」
福岡県立筑紫高等学校
H28年度#38九州高校放送コンテスト出場福岡県大会出場
内容紹介
これは2045年問題を考えてみようというドラマである。2045年から200年未来の、2345年の世界に住む主人公アイは、博士の頼みで2017年にタイムスリップする。2345年は人工知能が人間の知能をとっくに超えていた。しかし2017年はまだITの多用化の最中であり、人工知能は人間の知能を超えてはいないことにアイは驚く。しかし、2017年の世界で、出会った高校生 文香と共に時間を過ごしていくうちに、ITを使用しないことで得られる、人間との関わり方に魅力を感じ、2345年に戻るのがいやになっていた。2345年に戻ったアイはその気持ちを博士に話し、再び2017年に戻り、未来をよくするために、2017年の過去から変えていこうと努力を始めるのだった。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評ある学者が、「コンピューターがいまの調子で発展をしたら、2045年に、コンピューターは人間を越えますよ」と、未来予告をしています。コンピューターが人間を越える点。これをシンギュラリティー(特異点)といいまして、今、多くの人の間で話題になっています。これが「2045年問題」です。きょうの番組はその難しいシンギュラリティー問題を取り上げていました。2345年の世界から2017年へやってきた、未来の女の子アイが、現代の女の子のフミカという友達に出会って、2017年の人間の世界に魅力を見つけるという設定でしたが、二人の結びつきに、もう少しドラマがあればもっといいドラマになったかもしれません。アイとフミカがなんとなく好きあうというのではなく、たとえば2017年のウイルスに感染した未来少女アイが、重い病気になって、それをフミカが献身的な看病で助けるというような、ヒューマンドラマが描けていれば、ドラマはもっと生き生きしたかもしれません。SFを書いても、結局それは人間を描くことなんですね。ぜひこれからも、人間くさい未来ドラマを制作してみてください。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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