おっきーのラジドラ学園
2017年11月14日放送
「鐘が蘇る日」
福岡県立福岡高等学校
第64回NHK杯全国高校放送コンテスト・ラジオドキュメント部門入選
内容紹介
<企画意図>
本校の中庭には、「アンジェラスの鐘」と呼ばれる鐘が設置してある。生徒は「卒業式に鳴らす鐘」としか認識していない。この鐘は、平和のあかしの鐘として、昭和25年の卒業生から寄贈された。当時の生徒たちは、この鐘の音を聞いて、どのようなことを考え、何を思ったのか。取材を通して、その真実に迫り、アンジェラスの鐘の、本当の意味を、今の生徒たちに伝えるために、この番組を制作した。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
福岡高校で、卒業生が卒業式の日に、一回だけ鳴らして、卒業して行くという、「アンジェラスの鐘」について、調査していくラジオドキュメンタリーでした。誰もがその来歴をあまり知らないアンジェラスの鐘。その秘密を解いて、行くという、「ドキュメンタリー番組の本質的な機能」を生かした、素晴らしい作品でした。アンジェラスの鐘という重厚な、そしてロマンティックな素材。その知られざる歴史を、1つずつ解いていくという手法は、本格的な番組制作のスキルで、
高校生とは思えない大人びた作り方でした。しかし、高校生でなくては作れないういういしい感性が全篇を支えていて、放送局のプロでは作れない、若々しい、作品だったと思います。さて、番組の終わりのほうで、まとめのコメントが50秒、入りました。これはちょっと長かったかな。コメントが少々くどくて、連綿と長いのです。作者の言いたいことは、インタビューなどの、取材を通して表現していくことが本当です。ラストコメント〜よく言う「ラスコメ」は短ければ短いほどいい、ということを憶えておいてください。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆
13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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