第10回 南のシナリオ大賞 結果発表

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第10回南のシナリオ大賞 結果発表

南のシナリオ大賞 (副賞 5万円)
「備えあれば憂いなくなる、お葬式」 赤松 新 (東京都)

優秀賞(福岡県知事賞)
「おやすみグッバイ」 遠藤大輔 (東京都)

優秀賞(福岡市長賞)
「せんせい、あのね」 藤後竜也 (鹿児島県)

一次選考通過作品
「ブローチを買いに」 高岸誠二(熊本県)
「モノローグ」 町田奈津子(福岡県)
「母の腕」 安田広樹(東京都)
「俺の嫁がこんなに可愛いわけがない」 みやさん(栃木県)
「How to イッシー」 遠藤大輔(東京都)
「保湿・オブ・ザ・リビングデッド」 山本律磨(福岡県)
「集まれ飛形山」 遠藤大輔(東京都)
「朱華色の空」 小檜山長代(神奈川県)
「レッドオアブルー」 三室亜矢香(富山県)
「9年後の3人それぞれの想い」 小川敦子(千葉県)
「アウトなアイでもいいいんですか?」 板津桂子(兵庫県)
「あなたの人生の物語を聞かせてください」 オストアンデル(大阪府)
「あじさい通りの赤と青」 遠藤政考(東京都)
「徘徊者コレクター」 山下蛙太郎(福岡県)
「青色の蝶」 真鍋朝代(埼玉県)
「とどめのひよ子」 鈴木康之(千葉県)
「がんばれじんめん犬」 山田宗太郎(東京都)
「八百年の女」 恒松千穂(福岡県)
「ケンジと夕子だけの空」 大杉誠志郎(長崎県)
「果たし合い・話し愛」 どうみね鯖男(鹿児島県)
「ウミネコの町から」 観月志保(神奈川県)
「台風が過ぎる前に」 小島万里子(東京都)
「ハイウェイ2016」 川邑辰典(京都府)
「博物館の庭で」 目黒麻理子(北海道)
「陶芸家の子と魔法の言葉」 高橋雅紀(茨城県)
「唐津奇譚」 荒木立子(東京都)
「響の街」 濱崎奈保子(千葉県)
「帰郷」 岡本瑠菜(埼玉県)
「そういう時代」 竹上雄介(東京都)
「初、恋」 浦山志保子(愛知県)
「浮いて待て」 武安真美(兵庫県)
「1名様、地獄へご案内」 道木友香理(東京都)
「鬼教官のプロポーズ」 広瀬絵里(東京都)
「同窓会で何かが起きる」 日高真理子(福岡県)
「刀伊 −さがな者隆家ー」 橘香(東京都)
「マイホームくろ」 田邉考司(東京都)
「9595年、愛を取り戻した日」 森下隆史(福岡県)
「別府は槍のち晴れ」 溝呂木美希子(東京都)
「無隣音」 遠藤大輔(東京都)

応募総数:199編(2016年8月31日締め切り)

文化庁「九州・沖縄から文化力プロジェクト」参加事業
後援:福岡県、福岡市、日本脚本家連盟九州支部
主催:日本放送作家協会九州支部

選考会
2016年10月22日、福岡市中央区赤坂
審査委員: 盛多直隆、副島 直、皆田和行、香月 隆
実行委員: 松尾恭子

審査の詳細はこちら > 第10回 南のシナリオ大賞 審査会ドキュメント

大賞 「備えあれば憂いなくなる、お葬式」 赤松 新

写真 南のシナリオ大賞 赤松 新氏受賞者のことば

赤松 新(東京都)
まずは大賞に選んでいただき、本当にありがとうございます! 関わって頂いた方々に感謝の言葉しかございません。

このシナリオがどのように形になるのか、どのように皆様のお耳に届くのか、そしてどのように思って頂けるのか…怖いですが、楽しみです。いや、やっぱり怖いか…
コメディが好きです。笑って笑って、その先でちょっとホロッとくるようなお話を作り続けたいと思いますので、またこの『赤松』の名前を見たら、この南のシナリオ大賞の事も思い出していただければ幸いです。

皆様、本当にありがとうございます!
これからもみんなで素敵で笑って泣ける作品を世の中に送り出していきましょう!

「備えあれば憂いなくなる、お葬式」 あらすじ
太田昭雄は、妻の弘江の急な思い付きにより、葬式の段取りの練習を付き合わされる。大田が死んだという設定の下、葬式経験が豊富な近所の高橋に教わりながら、弘江は頑張って練習に取り組む。
弘江の友人を弔問客に見立て、スムーズなご焼香、喪主としての立ち振舞いを学ぶ弘江を見ながら、太田は呆れている。
その3ヶ月後、弘江のお葬式が執り行われ、初めて喪主を務める太田。
しかし、先日の練習により、亡くなってから納棺、お通夜、葬式までの流れが頭に入っており、スムーズに喪主としての勤めを果たす太田。
そして、お葬式も終わり、一人家に帰る太田。弘江は太田の為に葬式の練習をしたのであり、また、改めて愛する妻を亡くした事を思い、一人、嗚咽する太田であった。

福岡県知事賞 「おやすみグッバイ」 遠藤大輔

写真 福岡県知事賞 遠藤大輔氏受賞者のことば

遠藤大輔(東京都)
熊本地震発生時、私はマスコミ機関に勤めており、毎日のように熊本市内や益城町周辺のホテルに電話をして、記者の宿泊先を確保するために奔走していました。

「建物が損壊しています」「避難指示がでています」「医療関係者を優先したいので」「被災者に開放したいので」。現地の声に対し、「これが自分の仕事だから」といった理由では消化できませんでした。

この作品は一日も早い復興への想いと贖罪から書かせて頂きました。
これからも微力ながら支援をさせて頂きたいと思っています。

「おやすみグッバイ」 あらすじ
寝たい人と、寝たくない人の話。
寝たくない雅は、早く寝たいケイに色々な話を持ち掛けるが、さほど興味を持ってもらえず、軽くあしらわれるばかり。雅は「おやすみなさい」は何だか命令されているみたいだから、「よい夜を」の意味のグッドナイト(グッナイ)の方がいい言葉だと思っている。
寝るのが怖いからと、めげずに話しかけてくる雅を面倒に思ったケイは「何か楽しいことを考えなよ」と言う。
寝る前に様々な想像を働かせていく雅。現実から逃れるように早く眠りにつきたいケイ。やがて会話が進むうちに、二人が置かれている現状が徐々に明らかになっていく。
いよいよ眠る直前になると、周囲から様々な音が聞こえはじめる。その音から、ここは避難所だったことが分かる。今、一番やりたいことは自分の家でゆっくり眠ることだと言い合う二人。雅は「グッナイ」ではなく、今日にサヨナラできるよう「グッバイ」とケイに告げて、ようやく眠りについていく。

福岡市長賞 「せんせい、あのね」 藤後竜也

写真 福岡市長賞 藤後竜也氏受賞者のことば

藤後竜也(鹿児島県)
経験もスキルも未熟な私には、稚拙でも”他人が書かないような作品”を書くことが課題でした。

以前モノローグだらけの作品を書いて落選した経験から、「いっそモノローグやナレーションを一切使わないラジオドラマはできないだろうか」と考えたのが、本作品を書いたきっかけです。

今回の受賞は多くの方々のおかげです。箱書きや草稿に率直な意見をくれた仕事の仲間や息子、何よりも作品のヒントをくれた妻に感謝します。

「せんせい、あのね」 あらすじ
一年生担任となったたか子は、先生に語りかける言葉をそのまま文章にする「せんせい、あのね」という作文指導を始める。家では普通に話すが学校では一言も話さないという「選択性緘黙(かんもく)」の美咲ちゃんも、作文には自分の気持ちを素直に書いてくれていた。
たか子の実践は評価され、秋の研究公開授業のテーマに選ばれる。しかし、商社に勤務する夫の志郎は、たか子の仕事には無理解で、教師という仕事をむしろ蔑んでさえいた。一方、たか子の良き理解者である新任教師の伊藤は、作文で語られる美咲ちゃんの家庭の様子を心配するあまり、徐々に彼女との関わりを深めていく。
やがて、美咲ちゃんの家庭は、この「せんせい、あのね」をきっかけに、ある結末を迎える。

応募ありがとうございました。

第10回南のシナリオ大賞には、全国より 199編の作品が寄せられました。まずは、応募された皆様にお礼申し上げます。

今回の南のシナリオ大賞は10回目を迎えました。
感想としては、よく10回も、10年も続いた、と思います。しかも、応募総数は199編を数え、あと1通で200通になってしまう数字です。
第1回目は50通にも届きませんでした。
それから、考えると199通はうれしい限りの数字です。

作品のレベルも上がって来ました。どれを大賞にするか悩んでしまいます。その反面、設定、展開がむちゃくちゃなパワフルな作品が消えてきました。
うまく書けている、展開も無難だ……そんな作品が多くなりました。もっと、冒険にあふれた作品に出会いたいと思います。

そんな中で、大賞の「備えあれば憂いなくなる、お葬式」は、始めコメデイタッチで展開し後半心に沁みる構成になっています。笑って、やがて悲しきかなという物語です。

県知事賞の「おやすみグッバイ」は、セリフも設定もセンスある作品です。審査員からはラジオドラマで聞きたいと声も出ていました。

市長賞の「せんせい、あのね」はタイトルの「せんせい、あのね」とう子供の声が上手く使われ、子供と大人が心通わせる物語です。

この3作品は、どれが大賞をとってもおかしくないほどの完成度でした。

それでは、もう一度、199通を応募された皆様に「ありがとうございました」とお礼申し上げます。

審査委員 盛多直隆

第10回南のシナリオ大賞 表彰式

日時:11月26日(土)15:00〜16:30
場所:アクロス福岡(福岡市中央区天神)

第10回南のシナリオ大賞 表彰式 集合写真

式次第

開会の辞 (司会:木村亮子)

開会挨拶 (日本放送作家協会九州支部長 盛多直隆)

第10回南のシナリオ大賞 開会挨拶 盛多直隆

受賞者/作品紹介 (司会:木村亮子)
南のシナリオ大賞
「備えあれば憂いなくなる、お葬式」赤松 新 (東京都)
優秀賞(福岡県知事賞)
「おやすみグッバイ」遠藤大輔 (東京都)
優秀賞(福岡市長賞)
「せんせい、あのね」 藤後竜也 (鹿児島県)

賞状授与 (日本放送作家協会九州支部長 盛多直隆)
福岡県知事賞 遠藤大輔氏

受賞者のことば
・遠藤大輔 (福岡県知事賞)
福岡県知事賞 遠藤大輔氏

審査員講評 (南のシナリオ大賞 審査員)

皆田和行(優秀賞「せんせい、あのね」について)
副島 直(優秀賞「おやすみグッバイ」について)
盛多直隆(大賞「備えあれば憂いなくなる、お葬式」について)

閉会の辞 (司会:木村亮子)

写真撮影スナップ 表彰式出席者 (敬称略)

受賞者
遠藤大輔 (福岡県知事賞)

日本放送作家協会 九州支部
荒木弘子
ONKO(森 温子)
斎藤博明
高本和子
豊田和義
中村幸稔
永田昭治
長谷部 楓
深海あいこ
舟越 節
堀田繁人
本山久美子

南のシナリオ大賞 審査員
皆田和行
副島 直
盛多直隆

南のシナリオ大賞 表彰式司会
木村亮子

南のシナリオ大賞 実行委員
松尾恭子

第10回南のシナリオ大賞 賞状授与スナップ

第10回南のシナリオ大賞 懇親会

日時:11月26日(土)17:30〜19:30
場所:天神個室居酒屋 「北海の宝石箱」天神駅前店

第10回南のシナリオ大賞 懇親会スナップ

第10回南のシナリオ大賞受賞作品(ドラマとシナリオ)の
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