おっきーのラジドラ学園
2010年07月22日放送
「命の選択」
福岡県立福岡高等学校
H22年第57回NHK杯全国高校放送コンテスト福岡県大会出場
内容紹介
主人公の吉岡杏奈は医者を志す高校2年生。介護ボランティアで出会った老婆の山田ヨネを看護する。「もうこれ以上生きて苦しみたくない」と延命治療を拒否するヨネ。しかし担当の医師はヨネを生かすために最新の治療を施そうとする。延命治療の末の苦しい「生」か、それともそれを拒否する「尊厳死」か。二つの選択肢のはざまで生命と医学の相克をはじめて経験する杏奈。ただ、杏奈とヨネの間には祖母と孫のようなこころのつながりが生まれていた。ヨネは死の間際に杏奈にいった。「ありがとう」
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評大人の世界を演じて、それに負けずにのびのびと演技した皆さんに拍手を送ります。台本も、書いて楽しいファンタジーなどでなく、生と尊厳死という重いテーマを直裁に見つめた現実路線で描いた大人のドラマでした。高校生の作品とは思えない感じです。さらにドラマの設定、登場人物など、奇をてらうでなくきわめてオーソドックスな手法で構築されています。堂々とした作品でした。高校生でもこんなホンモノが書けるんだ!と感心しました。ただ「命の選択」というタイトルはすこしアブナイですね。「命の洗濯」とも聞き取れるからです。ラジオは同音意義語に気をつけましょう。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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