おっきーのラジドラ学園
2011年05月31日放送
「もう一度、君に逢えたなら・・・(再・大分県名作シリーズ)」
大分県立日出暘谷高等学校
H15#25九州高校放送コンテスト優勝
内容紹介
戦時中、大分航空廠で働いていた日出高等女学校のAさんは「日出高女の鉢巻をください」とある特攻隊員から言われた。その特攻隊員は近く、特攻に行くと言う。しかしAさんはたった一本しかなかった自分の鉢巻を上げるわけにはいかなかった。やがてその特攻隊員は戦地で散っていった。Aさんは今でも「あの時、私の鉢巻をあげていればよかった」と後悔している。実在する夫人の思い出をドラマ化したノンフィクション・ドラマ。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評大分県の高校は昔から戦争ドキュメンタリーをたくさん作っています。今回の作品はその中の秀作のひとつです。特攻隊員が女子学生の鉢巻を欲しがったという素材はそれ自体、ニュース価値のある話題です。それをドラマ化したということで、心に訴える作品となりました。ドラマは演技も落ち着いていました。また音響効果の使い方も控えめで、作品全体が大人っぽい完成されたドラマとなっていました。「人が、人のために命を捨てるというということは、人の死に方の中で最高のものだと思う」という戦争体験者のお話は、重い発言でした。5年前の作品ですが、これからもみなさんにはこういう重厚で本格的なテーマに取り組んで欲しいものです。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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