おっきーのラジドラ学園
2013年05月07日放送
「線」
東京都立上水高等学校
H24#59NHK杯全国大会ラジオドラマ部門制作奨励賞
内容紹介
拓也の父がなくなった。冒険家だった父はいつも家を空け、家計は母任せ。無責任な父を嫌った拓也は、自分は夢を捨て、母のために卒業後は就職しようと考えている。だが通夜の夜、母は拓也に語る。みんなが不可能だとしている領域にあえて踏み込む父に惚れたこと。可能性を拓けと、父が拓也と名付けたこと。拓也にも本当の夢、小説家に挑んでほしいこと。両親の想いを知った拓也は、夢へのスタートラインを切ろうと決意する。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評【講評】夢を抱く人の背中を押したい、という作り手の想いがストレートに伝わってきます。自分への挑戦というよく語られるテーマですが、随所にある光る言葉が心に響くのです。例えば、不可能の手前にある思いこみを表現する言葉。壁でも障害でもなく、ここでは「線」と呼んでいます。より正体の小ささ、越えやすさを感じさせますよね。 また父親の口癖であった「人々が不可能だと思う線(中略)を消していくのが俺の仕事だ」というセリフ。自分への挑戦は、自分だけのためではない、ゆくゆくは誰かのためになるんだと、ハッとさせられます。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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