「心をひらけば」 静岡県立浜松北高等学校

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おっきーのラジドラ学園

2013年05月28日放送

「心をひらけば」
静岡県立浜松北高等学校

H24#59NHK杯全国大会創作ラジオドラマ部門出場

内容紹介
夏とユカリは幼いころからの親友。ユカリは動物と話すことができる明るい少女だったが、高校生になった現在は心を閉ざしがちな暗い子になってしまった。実はユカリは動物と話ができなくなっていたのだ。夏は長い間、ユカリに騙されていたと落ち込むが、「心を開けばまた動物と話せるようになるよ」とユカリを励ますのだった。

日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト人見知りでクラスメイトとうまく話せないユカリが、小さな一歩を踏み出すまでを丁寧に描いています。この、「丁寧に描く」ということは、ドラマづくりの上でとても大切なことなのです。丁寧に描けば描くほど、ドラマのリアリティ(現実味)は増してきます。たとえば、「わたしは朝起きて学校へ出かけた」というより、「朝6時に起きて、まず歯を磨き、お母さんが作ってテーブルの上においてくれたサンドウィッチを食べた。時計を見るともう6時半だ。学校へ行くバスは6時45分! あわてて家を飛び出してバス停にかけつけ、どうやらバスにまにあった。そして7時半。登校時間にやっとまにあった」という具合に表現すると、「わたしは朝起きて学校へ出かけた」というだけのぶっきらぼうな表現より、ずっと具体的な現実味のある表現になります。「丁寧に描く」ということはそういうことなのです。またこのドラマはセリフをフェードインしたり、つまり音をだんだん大きくすることで人の登場を表したり、効果音をカットアウト=突然、消したりするなどして登場人物の感情を表現したり、こまかな演出が施されていました。これらが感心した点です。注文点は、動物と話すということをもう少し丁寧に描いてほしかったということですね。動物と話せるってどんなことか、それを描くことでこのドラマの魅力は倍増したと思いますよ。

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2018年04月01日

「おっきーのラジドラ学園」放送終了

番組は平成30年3月をもって終了となりました。

「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。

日本放送作家協会九州支部 香月隆
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。

放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。

ではみなさん、ごきげんよう!

高校放送部制作のラジオ番組

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