おっきーのラジドラ学園
2014年03月11日放送
「114ノキズアト(ドキュメント)」
広島県立五日市高等学校
H25#60NHK杯全国大会優勝
内容紹介
増野幸子さんは学生時代、原爆にあいました。そして背中に114の傷跡が残りました。その傷のために差別を受けます。増野さんは体にだけでなく、心にも傷跡がのこったのです。増野さんの心に傷を残したのも人だけど、その傷を治してあげることができるのも人だと訴えたドキュメンタリー番組。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評素直なナレーションが象徴するように、この番組は非常に素直な番組作りの姿勢を貫きました。構成も制作技術も、奇をてらったところや新しい趣向をこらしたところは全くありません。なのに優勝――。つまりコンクールを勝ち抜くためには、ごく自然体でいい。なにも気張らなくていい――ということなんですが、この作品で分かるように、やはりテーマがしっかりしたものでなければならない、テーマや素材が作品の価値を決めるということですね。
みなさんはピカドンってごぞんじでしょうか。アニメや漫画にも取り上げられていますが、昔は原爆のことをピカドンといいました。ピカッと光ってどんと落ちた原爆のことをピカドンといいました。広島と長崎と、たった2発のピカドンが日本の歴史を変えました。あの悲劇は歴史教科書にこそ残されていますが、その悲劇を体験したり、同時代に生きた人たちはいなくなろうとしています。ぜひ皆さんも、今からでも遅くありません。原爆の悲劇を勉強して、それを語り継ぐ仲間の一人になってほしいと思います。"
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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