おっきーのラジドラ学園
2014年12月16日放送
「リスペクト」
福岡県立香住丘高等学校
H26#61NHK杯福岡大会出場
内容紹介
高校生になった京香と凛は、女子テニス部に入部した。上級生にも友達のように付き合えるテニス部の雰囲気が気に入って、京香はすぐに部活に馴染んだ。折から校長が『上司崇拝特別法』を校則として新たに施行。生徒が年上の者に敬意を払うことが義務化された。京香はこの校則に反発心をもち、校内で廃止を訴えたが効果はない。『上司崇拝特別法』を追放するためにはやはり、後輩が先輩を尊敬する以外ないと判断した京香はさっそくそれを実行。すると、校内で上級生や先生を敬う習慣が生まれ、校長は校則の廃止を決定したのだった。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評ドラマのタイトルは「リスペクト」。つまり「尊敬」という意味ですね。
今回の作品は、いまどきの下級生が上級生に対して尊敬の念をもっていない、いいかえれば、いまどきの学生は上の者に対して敬意を評していない…という現状からスタートしたものです。みなさんの学校ではどうでしょうか。さて上の者に対する敬意や尊敬というものは本当に必要なものでしょうか。みなさんはどう思われますか。これを機会にしっかり考えてみてください。私は、上の者を尊敬することは人間の系図を守る、言い換えれば「カタチ」「ルール」を守るということに通じることで、大切なことだと思います。人間はカタチを守る美しさを持った生き物です。合理性だけで判断できない部分もあるのです。古さを守るということは文化の歴史を守ることにも通じます。人間には、時に新しいものを求め、時に古いものを守るという柔軟さが要求されているのですね。今日の作品はなかなかよくできていました。ドラマ運びも軽快でした。ただ、ちょっとBG音楽が多すぎたかな? いい脚本、演技者に恵まれたら、BG音楽を少なくした方が得点は高くなりますよ。
- 「福岡県立香住丘高等学校」の検索結果
- 「私の願い」 福岡県立香住丘高等学校
- 「音でつながる」 福岡県立香住丘高等学校
- 「シークレットパートナー」 福岡県立香住丘高等学校
- 「リスペクト」 福岡県立香住丘高等学校
- 「過去回収者」 福岡県立香住丘高等学校
- 「Bye‐Buy」 福岡県立香住丘高等学校
- 「マシンドローム(機械症候群)」 福岡県立香住丘高等学校
- 「なりすましスープ」 福岡県立香住丘高等学校
福岡県立香住丘高等学校 の検索結果(8 件)
2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
あなたもシナリオを書いてみませんか?
福岡市内で開講中のシナリオ教室。入門コースと上級コースがあります。
講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
放送シナリオ作家講座 受講生募集中 < 詳細はクリックで!