おっきーのラジドラ学園
2015年04月21日放送
「決断の理由(ドキュ)」
福島県立原町高等学校
H26#61NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門制作奨励賞
内容紹介
[制作意図] 原町高校3年の柴田博貴君は、父と二人で南相馬市に住んでいる。母と二人の弟は福島市に住んでいる。原発事故後、ここ南相馬市には、柴田君のように離れ離れになって住んでいる家族もいれば、避難したまま帰って来ない家族、みんなですぐに帰ってきた家族とさまざまな家族がいる。もちろん私たち放送部は帰ってきた人々の中の一人だ。巷では放射能の影響を考えて帰らない人が多いと言われているが、人々にインタビューしてみると意外な結果がわかった。人びとはどう考えて避難先に残ったのか、そしてどう考えて帰ってきたのか。現状を伝えたい。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評今まで、いろんな形で、いろんな震災の番組を観たり聴いたりしてきましたけど、何度聞いても、何度見ても、震災のドキュメンタリーはあらたな悲しみを呼びもどしてくれます。今回の番組も、なんら新しい視点をもったドキュメンタリーでなく、原町(はらまち)に帰った人、帰らなかった人を、正面から素直に取材しただけの作品でした。でも、聞いていると心がシーンとして来るのですね。対象が重いと、妙に作りこまなくても、作品は人の心をとらえる素晴らしいものになるという、いい例です。人々は原町になぜ帰ったのか。それは原町の人々(家族、そして友人いろいろあるが)・・・その絆を求めてかえって来たという結論には考えさせられました。人は一人では生きられないということなのでしょうか。じっくりと、「人間ってなんだろう」と考えさせられるドキュメンタリーでした。"
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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