おっきーのラジドラ学園
2015年10月27日放送
「先生」
北海道札幌国際情報高等学校
H27#62NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門優秀賞
内容紹介
制作意図をご紹介しましょう。北海道札幌国際情報高等学校放送局顧問の瀬戸博文先生は明るく楽しい授業をしてくれる先生です。そんな先生が2度のガンにかかり、つらく苦しい抗がん剤治療を決意し、治療をしています。最初は抗がん剤治療を拒んだ先生が、周りの人に支えられて治療を決意しました。人は1人で生きているのではなく、様々な人と関わって生きていること、人と人とのつながりの大切さを伝えたいと思い、制作したそうです。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評ほんとうに素晴らしい作品でした。素材となっている瀬戸博文先生の人柄が素晴らしかったですね。2度目のガン、そして今度は顔つきの悪いガンにかかりながら、まわりに「元気の波動」を発信し続ける瀬戸先生のお人柄。その瀬戸先生に力を与えてくれた高校のOB、堤先輩の明るさ。このお二人の、前向きな姿勢にわたしは強く打たれました。ガンにかかった人を取り扱う作品はどうしても、息苦しくなるものです。大切な人の命と向き合わなければならないからです。この作品も聞く前は気が重かったのですが、瀬戸先生の声を聴いていっぺんに心配が吹き飛んでしまいました。なんと強く、前向きで、周りを明るくする先生だろうと思ったからです。大変失礼ですが、瀬戸先生は素晴らしいドキュメンタリーの素材でした。それを承知で、ご自分を提供なさっている先生の姿にわたしは満腔の敬意を表したいと思いました。きょうのドキュメンタリーは間違いなく、人に元気を与える作品です。この放送を聴いた人は間違いなく、元気を貰うはずです。番組のなかでは、たった2回、BG音楽が流されました。音楽はとてもよく、決まりました。ドキュメンタリーは素材がいいと、音楽がよく決まるものです。きょうの番組はその典型的な例でした。最後に、瀬戸先生、がんばってください。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
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