おっきーのラジドラ学園
2015年11月10日放送
「70年生きながらえて(ドキュメント)」
宮崎県立宮崎北高等学校
H27#62NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門入選
内容紹介
戦後70年という節目を迎えた今、高校生も戦争のことを知っていかなければなりません。そこで宮崎で、戦争のことを若い世代に語り継いでいこうと活動している「戦争体験を語り継ぐ宮崎空襲展を、成功させる会」の代表・鬼塚勇作さんに、お話を聞きました。戦争体験者すなわち第一世代、その子供である第二世代、そして生徒たち第三世代というそれぞれの視点から戦争をどう思っているのかを番組にしました。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評番組では、戦争の継承について、戦争体験者の第一世代。そういう人たちから生々しいい体験談を受けついでる子供世代の第二世代。 そして戦争をまったく知らない若い第三世代という分類をしているのが、印象的でした。今年が戦後70年の節目であり、戦争の記憶の受けつぎという面で、じっくり考える年であったことはみなさんも知っているとおりです。ここでは、「戦争体験を語り継ぐ宮崎空襲展を、成功させる会」の代表・鬼塚勇作さんが登場しました。お話の内容は、戦地で撤退(つまり退却)の命令が出て、負傷した南野さんという人を負ぶって退却します。ところが、南野さんを負ぶっている隊員の歩く速度が遅くなって、みんなと歩調が合わなくなってしまいます。そこで、南野さんを途中で見放すことになりました。こうして南野さんを、戦地へ置いてきてしまうのです。その記憶がいつまでたっても、鬼塚さんから消えないというお話でした。それを思い出すたびに、鬼塚さんの声が涙声になります。ここが、この番組の聞かせどころでした。重く、悲しい、鬼塚さんの言葉を見事にキャッチした取材の仕方が素晴らしかったと思います。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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