「平和〜願い続けるフ0 年〜」 北海道旭川工業高等学校

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おっきーのラジドラ学園

2016年01月26日放送

「平和〜願い続けるフ0 年〜」
北海道旭川工業高等学校

H27#62NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門制作奨励賞

内容紹介
<制作意図>この作品を作ったのは、今年で太平洋戦争から70年が経ち、今では貴重になってしまった戦争を経験した方の言葉を多くの人に聴いてもらうため制作した。また、この作品を通して、戦争についての恐怖や辛さ、戦後も平和を願い続ける思いを感じて、平和を続けるために今の私達にできることを見つけて欲しいと思う。

日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト
番組の中で多くを語ってくださったのは、太平洋戦争末期、中学3年15歳のときに少年飛行兵に志願し、その後ゼロ戦のパイロットとなり終戦を迎えられた佐々木豊さんという方でした。戦時中の日本少年のほとんどは、国のために軍人になることが当然の生き方だと思っていました。佐々木さんが乗ったゼロ戦というのは、1940年ごろ登場し、旧日本軍機のなかでは最大の1万機あまりが生産されました。運動性能と航続距離に優れ、太平洋戦争中期まで圧倒的強さを誇りましたが、アメリカが 新型戦闘機を多数戦争に投入し、形勢は逆転します。佐々木さんがゼロ戦に乗ったのは、ゼロ戦が劣勢になったころで、ゼロ戦を空に逃がしてやる退避任務に携わっておられたようです。戦後70年たって、なき戦友たちへの思いをいまだ断つことが出来ないというお話は胸に響きました。そして今、世界各地でまた新しい争いが起こっている、なんとかならないかという佐々木さんの声は悲痛でした。一人だけ、あるいは一つの国だけ平和になるということは出来ません。一人が、あるいは一つの国が平和になるためには、すべての人が、すべての国が平和にならなければなりません。難しいことです。今日の作品が「平和のために、私たちに出来ることを考えてみませんか」という投げかけで終わったのは、賢明でした。安直な平和礼賛ではなく、平和探求への呼びかけで終わったのは、みんなで平和宿題を考えましょうという姿勢です。ではどうすれば一歩ずつ平和に近づけるのでしょうか。そこがこれからの宿題です。

「北海道旭川工業高等学校」の検索結果
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2018年04月01日

「おっきーのラジドラ学園」放送終了

番組は平成30年3月をもって終了となりました。

「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。

日本放送作家協会九州支部 香月隆
日本放送作家協会九州支部 香月隆 イラスト13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。

放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。

ではみなさん、ごきげんよう!

高校放送部制作のラジオ番組

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