おっきーのラジドラ学園
2016年07月05日放送
「シークレットパートナー」
福岡県立香住丘高等学校
H27#62NHK杯福岡県大会ラジオドラマ部門出場
内容紹介
主人公の瑠衣(ルイ)は、学校の進路資料室でふとしたことから、生徒たちの進路が書かれてあるという秘密のノートを発見する。そのノートには、生徒たちのこれからの進路が予言として書かれてあるという。瑠衣が自分のノートを見ると、なんと自分の行きたい大学が書かれていない。つまりこのままだと自分は志望校へいけないということだった。瑠衣は覚悟を決め、猛勉強を始める。ところで瑠衣には仲のいい友達がいた、碧である。彼女はもともと勉強ができる子あったが、なぜが成績が落ち始める。そこで瑠衣は碧も勉強に誘うのだった。努力次第で進路予言が変わっていく不思議なノート。それを指標に勉強を続けた結果、瑠衣も碧も見事、志望校へ進むことができたのだった。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評
楽しいドラマでした。仲のいい友だちとの友情ドラマ。しかも二人ともハッピーエンドで終わるので、聴いていてさわやかなドラマになったのだと思います。このドラマのキーポイントになる小道具は、「進路を予言するノート」でした。生徒が勉強したら、それに応じて進路を示してくれるという不思議なノートです。このノートをいったい誰が書いているのか、ドラマには描かれていません。先生が書いているのか。それとも未来を読みとる神様みたいなものが書いているのか、わからないのです。そこもドラマをなんとなく神秘的にさせていました。
このドラマの一番素敵な点は、「進路を予言するノート」という着想です。私は今まで多くのドラマを見聞きしてきましたけど、「進路を予言するノート」というアイデアは初めてではないかと思います。そういった意味で、このドラマの着想には、オリジナリティがありました。一般に、高校生諸君のドラマは、借り物や、とこかで学習してきたまねごとのアイデアで作られているものが多いのですか、この作品は真似事でなく、自分の頭で考えたアイデアを使ったドラマなので、とても新鮮に感じました。作品作りには、オリジナリティが必要であるということを、皆さんも知ってほしいと思います。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆
13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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