おっきーのラジドラ学園
2017年04月11日放送
「18歳の選択」
兵庫県立御影高等学校
H28#63NHK杯全国大会ラジオドキュメント部門制作奨励賞
内容紹介
2015年6月17日に公職選挙法が改正され、18歳も投票に行けるようになりました。そこで、次の参議院選挙までに選挙権を得る、御影高校の3年生にインタビューを行ったところ、様々な不安が挙がってきました。その不安を解消すべく私たちは神戸大学法学部の教授や政治経済の先生に、選挙に関する内容や投票の仕方などをインタビューして、生徒の不安を解消するために制作しました。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評公職選挙法の改正で、18才から投票権が与えられるということへの「不安」や、投票のための「情報不足が心配」だという、高校生の気持ちの紹介。いったいどうすれば、選挙の関する情報を手に入れることができるだろう。その疑問から、御影高校生たちの選挙についての、学習が始まった訳です。インターネットを使っての情報収集だとか、いろいろな勉強の仕方が紹介されました。番組ではさらに家族との会話も大切だと紹介していました。あるお母さんは、「選挙を分かるために、普段から新聞を読んでいる」とおっしゃっていました。人生の経験者だという雰囲気が、伝わってきたインタビューでした。最後は、「18才は、未熟だと心配せずに、18才こそ選挙に目を向けるチャンスだと考えよう」という、先生の言葉でしめられていました。18才は「難関」ではなく、「チャンス」だととらえようという、励ましの言葉でした。わたしから言いたいこともあります。人生には楽しいこともありますし、義務だから、やらなければならないこともあります。だれでも本当は、楽しいことだけを、やっていたいですよね。でもざっくりいますと、楽しいことというのは、おおむね、自分向きのことで、やらなければならないことというのは、おおむね他人向きのことです。自分のことは楽しい。人のことは面倒くさい。これは人間のサガです。選挙なんて面倒くさい社会のしくみです。でもこのしくみに、少しずつ応えていけるようになることは、個人的な人間から、社会的な人間になるステップなんですね。18才の投票、社会的人間への第一歩です。頑張りましょう。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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