おっきーのラジドラ学園
2017年08月29日放送
「私からの三十一文字」
福岡県立修猷館高等学校
H28年度#38九州高校放送コンテスト出場福岡県大会出場
内容紹介
「全国高校生・短歌大会」に、参加することになった、ハルトモ高校文芸部の3人。大会1か月前に、短歌部のアイリが、リカの短歌を「ありきたりで面白<ない」と酷評したことで、仲間割れして、リカがチームから抜けようとする。しかし、アイリの「一緒に大会に出たい」という強い説得により、リカは残り、自分の言葉を使った短歌とは何かを探索する。いよいよ迎えた、全国高校生短歌大会の決勝戦。相手の「鑑賞と指摘」に対する反論に、詰まってしまったアイリを、孝志がフォローする。ハルトモ高校は、ついに大会で優勝し、リカは、自分自身の短歌を見つける。その喜びの中で、リカは優勝の表彰状を破ったのだ。リカは言った。「私には表彰状よりも自分の言葉を見つけたことが嬉しい」と。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評なかなか格調の高い番組でした。全国高校生短歌大会へ出場する生徒が、自分の作りたい短歌とみんなに褒められる短歌との、微妙な違いに悩む姿を、浮き彫りにしています。そして友達との交流の中で、自分の言葉を見つけ出して行くステップを、香り豊かにドラマにしてくれました。
きょうの作品で触れている「全国高校生短歌大会」とはおそらく、短歌甲子園のことでしょうね。毎年、夏8月、啄木のふるさと、岩手県盛岡市で行われている「全国高校生短歌大会」です。昨年度の最高優秀作品は、群馬県立太田高等学校、須磨優樹くんの「「空襲を避けて残った機工場(はたこうば)パン屋となって今に残れり」でした。8月にふさわしい短歌でしたが、地味な作品でした。ほかには、第5回最高優秀作品、茨城県立下館第一高校、増渕絵理さんの「春風が楽しみなさいと言うのです悲しみさえもそのままにして」など、高校生らしい作品が多く残されています。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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