おっきーのラジドラ学園
2017年09月19日放送
「宇野くんの絶対王政」
福岡大学附属大濠高等学校
H28年度#38九州高校放送コンテスト出場福岡県大会出場
内容紹介
選挙により、宇野が生徒会長、平井が副会長になる。宇野は過ごしやすい学校にするという名目で好き勝手をするが、彼の父親が学校に多額の寄付をしていることから、教師たちは口出しできずにいた。絶対的な存在となった宇野は、一部の生徒の意見だけをたよりに、改革を行ったことで学校が崩れ出し、生徒たちは宇野の方針に疑問を抱くようになった。とうとう教師たちがストライキを起こし、生徒からも不満が噴出する。そしてついに生徒会長の権利をはく奪される。代わりに生徒会長となった平井は、学校を立て直すために、すべては話し合いで進めようとするが、それは失敗し、宇野の行動力や決断力こそが、今、必要だと気づく。一方の宇野も、生徒全員が納得するような、学校を作ろうと改心した、宇野は、もう一度生徒会長として 良い学校づくりに励む。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評しっかりしたドラマでした。アメリカ大統領トランプの話題を連想させながら、学校改革のドラマが展開していきます。父親の財力をバックに、生徒たちの気まぐれな要求を、次々と実現する宇野生徒会長。やがて、運営に破綻をきたしてしまう学校。そこで平井副会長の話し合い路線が実験されますが、それも船頭多くして船動かずのたとえ通り、学校は全然まとまりません。やはり宇野君の実行力が必要とあって、宇野君が再登場するわけですが、このドラマの展開は、まさにドラマづくりの王道路線で、わたしは評価したいと思います。簡単に言えば、きょうのドラマは「定番展開」だったと思います。そして落ち着く先が、想定内の、「予定調和」の結びだったと思います。一般的に言えば、定番展開、予定調和のドラマは、魅力の乏しいドラマですが、きょうのドラマは決して、そうではありません。破天荒な宇野君、地道な平井さん、その両方の長所と欠点をしっかり描いているからです。定番展開、予定調和の中に含まれているパワフルなドラマ作りのエネルギーが、今日の作品を成功に導いたと思います。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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