おっきーのラジドラ学園
2017年10月31日放送
「あきらめランナー」
福岡県立戸畑高等学校
H28年度#38九州高校放送コンテスト出場福岡県大会出場
内容紹介
陸上部に所属している早苗とあかりは、高校最後の大会に向けて練習していた。記録を伸ばし、皆から期待されているあかりに対し、早苗は記録が伸びず、苛立ちを覚えていたが、ある日、あかりが事故に遭い、大会を欠場することになった。リレーのアンカーは早苗に任された。自分では力不足だと悩む早苗。ある日、先生は間違って早苗に、あかりの自己反省ノートを渡してしまう。早苗があかりの日記を見てみると、そこには自分と同じように悩む、今まで見たことの無い、あかりの姿が あった。本当のあかりの姿を見た早苗は、それから嘆くことをやめて、強く進んでいくことを決意する。実は、あかりの日記を間違って早苗に渡したのは、先生の計略だったのだ。それから月日は流れ、オリンピックの舞台には、自分たちの力で未来を掴み取った、二人の姿があった。
日本放送作家協会九州支部 香月隆先生の講評楽しいドラマでした。誰にでもありがちな自己卑下。それを周囲の温かい励ましで克服してゆく、すがすがしい青春ドラマでした。きょうのドラマが、何故、さわやかだったのかというと、いくつかの理由があります。まず、登場人物がみな、善意の人ばかりでした。ドラマのわかりやすさも、さわやか感を助けていました。主要登場人物が、早苗とあかりだけ。二人の若々しい友情がもろに伝わってきます。さらに、ラストがハッピーエンドの上昇ドラマ。まことに条件がそろっていて、安心して聞けるドラマになったのだと思います。ストーリーの運びは定番でしたが、シナリオの作者は少しも迷わずに、明朗路線を突っ走って、ドラマを完成させていました。以上のようなわけで、すがすがしい青春ドラマになったのです。
これからもいろんな方面でドラマのネタをみつけて、すがすがしい、ドラマづくりに挑戦してください。一つ、注文します。少し、ほりの深いドラマを志してみましょう。悩みの部分をもっと具体的に描きこむのです。そうすると、もっと質の高い、いいドラマが作れますよ。
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2018年04月01日
「おっきーのラジドラ学園」放送終了
番組は平成30年3月をもって終了となりました。
「おっきーのラジドラ学園」は平成17年10月にスタートしました。
そしておよそ630篇の、高校生が制作したラジオドラマやドキュメンタリーを放送してきました。13年近く、ラジオ番組についてみんなで勉強してきました。
リスナーのみなさん、永い間、ご苦労様でした。
日本放送作家協会九州支部 香月隆13年間、高校生のラジオ番組を聴いてきました。
みなさん、本当にラジオ番組づくりが達者になったと思います。
放送はおわりますが、私はこれからも高校生のラジオドラマやドキュメンタリーに関心をよせていきたいと思います。
ラジオ番組づくりについて、ご相談があったらいつでもメールをください。
メールの宛先は:katsuki01@gmail.com です。
ではみなさん、ごきげんよう!
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講師は全員、実績ある日本放送作家協会の会員です。
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